上政
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御菓子司「上政」〜銘菓の由来〜
 
 「上政」のある川西市は、清和天皇の流れを汲む清和源氏発祥の地としてつとに有名で、その祖であり清和天皇の孫である源経基の子が源満仲です。彼は歴史上の人物であるとともに、神のお告げを受けて九頭の大蛇を退治したというような、多くの伝説に彩られています。 
 明治16年の創業である「上政」の代表的銘菓、大判焼菓子『満仲公』。
 その名のもとになった『満仲公』とは、源満仲のことです。
 厳選された備中の白小豆をこし餡でくるんだ二重の餡と、その外側を包む皮との絶妙な味わい。
おかげさまで売り切れ御免、また遠方からわざわざお買い求めいただくお客さまもいらっしゃいます。
 大判の焼菓子『満仲公』に、豪放な人物がいきいきと活躍した郷土のイメージを投影しています。
 このほかに「上政」の代表商品では、刀の鍔の形になっている『鬼切丸』もまた、大江山の鬼退治で有名な源頼満(満仲の子)が鬼を切った銘刀の名に由来しています。
 さらに、割ると菊の花のような断面を見せる川西産の菊炭に由来した『菊炭もなか』や、猪名川の清流に因んだ『いな川』などのように、「上政」で製造している実に十種類以上の銘菓が、このような川西の地にゆかりのある和菓子なのです。
  多田五代記
 
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